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ソウルフード「鶏(ケイ)ちゃん」を食べてみよう!

今回は、下呂市や郡上市、中津川市などで郷土料理として地元民がこよなく愛するソウルフード「鶏ちゃんの焼き方食べ方をご紹介します!

教えていただいたのは、下呂市小川にある鶏ちゃん専門店「杉の子」のおかみさんです!

「おかみさん、今日はよろしくお願いします!まず、材料はケイちゃん1パックとキャベツ200gくらいですね。」

「そうです。お好みの味に調整するために、キャベツを増やしたり、減らしたりしていただいても構いませんよ。のちほどシメに焼きそばを入れるおいしいので、スーパーで売っている麺を1玉用意しておくのがオススメです。」

「なるほど!ではさっそく焼いてみましょうか!」

「その厚い鉄板はオリジナルのものですか?」

「北海道のジンギスカン鍋なんですが、なかなか深めのを探すのに苦労して、これが一番おいしく焼けるんですが、ご家庭ではフライパンやホットプレードでも大丈夫ですよ。」

「いい匂いがしてきました~~~!ビールが飲みたい!」

「このあたりでは人が集まれば鶏ちゃんといわれるほど、地域の行事や親戚の集まりなどでワイワイ食べて飲んでという時にぴったりなんです。うちの鶏ちゃんは、恵那若鶏を使用しているので、弾力があって食べやすく、お子さんからお年寄りまで食べることができますよ!」

「確かに、鶏ちゃんも種類が色々あって、ひねどりを使っているところは噛み応えを楽しむ感じですし、若鶏はプリプリしていて食べやすいし、好みがありますよね。
ちなみに鍋の横に『鶏ちゃん合衆国』という旗がありますが、これって何ですか?」

「岐阜県内には、味付けやどんな鶏肉をつかうかなど、店舗それぞれにこだわった鶏ちゃんがあります。それをひとつの合衆国としてまとめて「鶏ちゃん」をPRしているんです。パンプレットや合衆国加盟店の冊子もあるんですよ。」

「えー!こんなにたくさんあるんですね!みなさんそれぞれ自家製のタレで味の追求をされているんですね。」

「そうです。うちは国産にんにくを使用して、原材料にはこだわってしょうゆベースのタレを作っています。他のところには、味噌味や塩麹味、ケチャップ味なんかもあるところがありますよ。こうして楽しめるのが鶏ちゃんの面白さでもあります。」

「あ、そろそろ焼けてきましたね。」

「鶏肉の焼き加減とキャベツのしんなり感が絶妙ですね。」

「熱いうちに食べましょう!私は鶏肉たべれないんです、、、」

「え、、そうなんですか!」

ということで、いただきました。

「次は焼きそばを入れます。半分ほど残しておいて、そこに麺をいれるんです。うちで使っている麺は特製の味つけ麺ですが、スーパーに売っている麺を水でしっかり洗って、余分な油を落としてから入れてください。」

「これは、育ち盛りの子どもたちには最高の食べ物ですよね」
「はい!ごはんにも合うし、麺を入れても合うし、実はロールパンに挟んだりしても美味しいんですよ!」

「やきそば鶏ちゃんパンですか!高校の売店にあったら、人気になりそうですね」

ということで、鶏ちゃんの魅力や食べ方の豊富さを感じながら女将さんとの楽しいおしゃべりが続いていきました。

最後に女将さんからのメッセージです。

「鶏ちゃんは今、スーパーなどでも売っているくらいみなさんに知っていただける商品になりました。杉の子ではここでしか食べれない味や焼き加減にこだわって下呂の郷土料理としてお出ししているので、ぜひ店舗にて味わっていただきたいです!」

「確かに!焼き加減はもちろん、この雰囲気で食べるって最高ですよね。今日はどうもありがとうございました!」

「はい、また来てくださいね〜!」

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